子供の歯の生え変わりについて
今回は歯の生え方について説明します。
歯の生え方の順番を知ることで、子供の矯正治療が今すぐ必要かどうかの判断基準の一つともなり重要です。
0~1歳
まず、0から1歳ですが、0歳では、歯が生えていません。
約10ヶ月ぐらいから、下の前歯が少し生え始めます。
3~5歳
次に、3~5歳ぐらいです。
この頃になると子供の歯がすべて生え揃い、上下あわせて10本です。
注目する点は、下の奥歯に、6歳臼歯の卵がみえています
6~8歳
次に、小学生1年生になるかならないごろに、
子どもの歯の一番奥から、さらに歯が生えてきます。
これが、6歳臼歯という一番最初に生える歯です。
さらに、下の前歯も少しずつ生えてきます。
9~10歳
9歳から10歳ごろに上下の前歯が4本ずつ生えてきます。
当院において、この頃が矯正治療が必要かどうかの一つの指標となります。
例えば、お口の中をみてこの犬歯が生えるスペースがない場合
CTやパノラマなどのレントゲン撮影を行うことでスペースがあるかを確認でき、矯正治療が必要かどうか判断します。
11~12歳
11から12歳ごろに12歳臼歯が見えてきます。
これらが生え揃うと、大人の歯が全てそろった状態と言えます。
最後に、18過ぎた頃に、12才臼歯の奥に親知らずという歯が出てきます。
スライドのようにまっすぐ生え揃う人もいますが、横に生えたりすることが多いです。
人によっては違いがありますが、これが、基本的な歯の生え方です
歯の生え方を知ることで、矯正治療が必要かどうかを知ることが出来ます。
例えば、具体的に説明すれば、
9歳になっても6歳臼歯が出てこない場合や、
片方が生えてるのにもかかわらず、
反対側が生えない場合などです。
コメント